ExcelのCOUNTIFSとCOUNTIFと複数のAND/OR条件 - 数式の例

  • これを共有
Michael Brown

このチュートリアルでは、ExcelでANDおよびORロジックに基づいた複数の条件を持つCOUNTIFSおよびCOUNTIF式の使用方法について説明します。 数字、日付、テキスト、ワイルドカード文字、空白以外のセルなど、さまざまなデータ型の例を多数掲載しています。

Excelの関数の中で、COUNTIFSとCOUNTIFは、見た目が非常によく似ており、どちらも指定した条件に基づいてセルを数えることを目的としているため、おそらく最もよく混同されるでしょう。

COUNTIF は1つの範囲内の1つの条件を持つセルを数えるために設計されているのに対し、COUNTIFS は同じまたは異なる範囲内の異なる条件を評価できる点が異なります。 このチュートリアルの目的は、異なるアプローチを示し、それぞれの特定のタスクに対して最も効率の良い数式を選択するのに役立てることです。

    Excel COUNTIFS関数 - シンタックスと使用法

    ExcelのCOUNTIFS関数は、1つまたは複数の条件に基づいて複数の範囲にわたってセルをカウントします。 この関数は、Excel 365、2021、2019、2016、2013、Excel 2010、Excel 2007で使用できるので、以下の例はどのExcelバージョンでも使用できます。

    COUNTIFSの構文

    COUNTIFS関数のシンタックスは以下のとおりです。

    COUNTIFS(criteria_range1、criteria1、[criteria_range2、criteria2]...)
    • criteria_range1 (必須) - 最初の条件となる範囲を定義します ( クライテリア1 )を適用するものとする。
    • クライテリア1 (必須) - の形式で条件を設定します。 番号 , セル参照 , テキスト文字列 , または別の エクセル関数 基準は、どのセルを数えるかを定義するもので、10, "<=32", A6, "sweets "のように表すことができる。
    • [criteria_range2, criteria2]... (オプション) - これらは、追加の範囲とそれに関連する基準です。 計算式には、最大127の範囲と基準のペアを指定できます。

    実は、COUNTIF関数の構文を丸暗記する必要はありません。 Microsoft Excelは、入力を始めるとすぐに関数の引数を表示し、現在入力中の引数は太字でハイライトされます。

    Excel COUNTIFS - 覚えておきたいこと!

    1. ExcelのCOUNTIFS関数は、1つの条件で1つの範囲のセルを数えるだけでなく、複数の条件で複数の範囲のセルを数えることができます。 後者の場合、条件を満たしたセルだけをカウントします。 指定条件すべて がカウントされます。
    2. 追加された各レンジは 同列数 を最初の範囲として( criteria_range1 の引数)。
    3. 両方 れんぞく 非連続 の範囲が許容される。
    4. への参照である場合、その基準は 空胞 の場合、COUNTIFS関数はこれをゼロ値(0)として扱います。
    5. を使用することができます。 ワイルドカード文字 詳細については、この例を参照してください。

    Excelで複数の条件を指定してCOUNTIFSとCOUNTIFを使用する方法

    以下では、Excel の COUNTIFS および COUNTIF 関数を使用して複数の条件を評価する方法を示す数式の例を紹介します。

    複数の条件を指定してセルをカウントする方法(ANDロジック)

    ExcelのCOUNTIFS関数は、指定した条件がすべてTRUEであるセルだけをカウントするように設計されているので、このシナリオが最も簡単です。 ExcelのAND関数がこのように動作することから、これをANDロジックと呼んでいます。

    式1.複数条件によるCOUNTIFS式

    下のスクリーンショットのような商品リストがあるとします。 在庫があり(列Bの値が0より大きい)、まだ販売されていない(列Cの値が0に等しい)商品の数を取得したいとします。

    この式を使って、課題を達成することができます。

    =COUNTIFS(B2:B7,">0", C2:C7,"=0")

    そして、カウントは2(" チェリー " と " レモン "):

    式2.2つの基準を持つCOUNTIFSの式

    同一条件の項目をカウントしたい場合も、各項目を criteria_range / criteria を1つ1つ組み合わせる。

    例えば、B列とC列の両方に0がある項目を数えるには、次のような正しい計算式があります。

    =COUNTIFS($B$2:$B$7,"=0", $C$2:$C$7,"=0")

    このCOUNTIFSの式は、""だけを返すので、1を返します。 ぶどう 「は両列とも "0 "である。

    よりシンプルな数式で、シングル クライテリア・レンジ COUNTIFS(B2:C7,"=0") のようにすると、別の結果、つまり範囲 B2:C7 でゼロを含むセルの総数 (この例では 4) が得られます。

    複数の条件を指定してセルをカウントする方法(ORロジック)

    上記の例でお分かりのように、COUNTIFS関数はこのように設計されているため、指定した条件をすべて満たすセルを数えることは簡単です。

    しかし、どのようなセルをカウントしたいかというと すくなくとも 指定された 条件がTRUE 全体として、これを行うには、複数のCOUNTIF式を足し合わせる方法と、配列定数を使ったSUM COUNTIFS式を使う方法の2つがあります。

    式1:2つ以上のCOUNTIFまたはCOUNITFSの式を足し合わせる。

    下の表で、""付きの注文をカウントするとします。 キャンセル " と " 保留 " 状態です。 これを実行させるには、通常のCountif式を2つ書いて、その結果を足し合わせればよいのです。

    =COUNTIF($C$2:$C$11, "Cancelled") + COUNTIF($C$2:$C$11, "Pending")

    各関数が複数の条件を評価する場合は、COUNTIF の代わりに COUNTIFS を使用します。 例えば、"" の数を取得する場合は、COUNTIFS の代わりに COUNTIFS を使用します。 キャンセル " と " 保留 " の注文を受ける。 りんご " は、この計算式を使います。

    =COUNTIFS($A$2:$A$11, "りんご", $C$2:$C$11, "Cancelled") + COUNTIFS($A$2:$A$11, "りんご", $C$2:$C$11, "Pending")

    式2.配列定数によるSUM COUNTIFS

    多くの条件を評価する必要がある場合、上記の方法では計算式のサイズが大きくなりすぎてしまいます。 同じ計算をよりコンパクトに行うには、すべての条件を配列定数でリストアップし、その配列で クライテリア 合計数を得るには、次のように SUM 関数の中に COUNTIFS を組み込みます。

    SUM(COUNTIFS()の場合 レンジ ,{" クライテリア1 "," クライテリア2 "," クライテリア3 ",...}))

    このサンプルテーブルでは、ステータスが""の注文をカウントするために キャンセル " または " 保留 " または " 通過中 "の場合、計算式は次のようになる。

    =SUM(COUNTIFS($C$2:$C$11, {"cancelled", "pending", "in transit"}))

    同様に、2つ以上のセルに基づいてセルをカウントすることができます。 クライテリア・レンジ / クライテリア 例えば、" "の数を得るには、" "の数を得るには、" "の数を得るには、" "の数を得る。 りんご " となるようなオーダーを キャンセル " または " 保留 " または " 通過中 "の場合は、この式を使用します。

    =SUM(COUNTIFS($A$2:$A$11, "apples",$C$2:$C$11,{"cancelled", "pending", "in transit"})))

    このチュートリアルでは、ORロジックでセルをカウントする方法をいくつか紹介しています:ExcelのCOUNTIFとCOUNTIFSをOR条件でカウントする方法です。

    指定した2つの数値の間の数値を数える方法

    数値のCOUNTIFS式は、大きく分けて、いくつかの条件(上記の例で説明)に基づくものと、指定した2つの値の間のものとに分けられます。 後者は、COUNTIFS関数を使う方法と、あるCOUNTIFから別のCOUNTIFを引く方法の2つがあります。

    数式1 2つの数値の間のセルを数えるCOUNTIFS

    セルC2~C10に含まれる5~10までの数字(5と10を含まない)の個数を調べるには、次の計算式を使用します。

    =COUNTIFS(C2:C10,">5", C2:C10,"<10")

    5と10をカウントに含めるには、"以上 "と "以下 "の演算子を使用します。

    =COUNTIFS(B2:B10,">=5", B2:B10,"<=10")

    式2.XとYの間の数を数えるCOUNTIF式

    同じ結果を得るには、Countifの式を別の式から引きます。 最初の式は、下限値(この例では5)より大きい数を数えます。 2番目の式は、上限値(この例では10)より大きい数を数えます。 最初と最後の数の差が、求めている結果です。

    • =COUNTIF(C2:C10,">5")-COUNTIF(C2:C10,">=10") - は、範囲C2:C10に5より大きく10より小さい数字がいくつあるかをカウントします。 この数式は、上のスクリーンショットに示されるのと同じカウントを返します。
    • =COUNTIF(C2:C10, ">=5")-COUNTIF(C2:C10, ">10") - は、C2:C10 の範囲に 5 から 10 までの数字がいくつあるか数える式です。 はじめとする 5と10です。

    COUNTIFS 計算式でセル参照を使用する方法

    Excel の COUNTIFS 計算式で、セル参照とともに「>」「<」「=」などの論理演算子を使用する場合は、演算子を「ダブルクォート」で囲み、「=」で囲むことを忘れないでください。

    セル参照の前にアンパサンド(&)を追加し、文字列を構成する。

    以下のサンプルデータセットで、""をカウントしてみましょう。 りんご " 200ドル以上のご注文の場合。 criteria_range1 を細胞A2:A11で、そして criteria_range2 をB2:B11に入れると、このような式になります。

    =COUNTIFS($A$2:$A$11, "りんご", $B$2:$B$11, ">200")

    あるいは、F1やF2といった特定のセルに基準値を入力し、計算式の中でそれらのセルを参照することもできます。

    =COUNTIFS($A$2:$A$11, $F$1, $B$2:$B$11, ">"&$F$2)

    の両方で、セルの絶対参照を使用していることに注意してください。 クライテリア クライテリア・レンジ 引数で、他のセルにコピーしたときに数式が壊れるのを防ぎます。

    COUNTIFおよびCOUNTIFSの計算式におけるアンパサンドの使用については、Excel COUNTIF - よくある質問をご覧ください。

    COUNTIFSとワイルドカード文字の使い方

    Excel の COUNTIFS 計算式では、以下のワイルドカード文字を使用することができます。

    • クエスチョンマーク (?) - 任意の一文字にマッチし、特定の文字で始まるセルや終わるセルを数えるために使用します。
    • アスタリスク (*) - 任意の連続した文字にマッチし、指定した単語や文字をセルの内容として含むセルを数えるために使用します。

    ヒント:実際にクエスチョンマークやアスタリスクがあるセルをカウントしたい場合は、アスタリスクやクエスチョンマークの前にチルダ(~)を入力してください。

    次に、Excel の COUNTIFS 計算式でワイルドカード文字を使用する方法を説明します。 A 列にプロジェクトのリストがあり、B 列に任意の名前がある、つまり誰かにすでに割り当てられているプロジェクトの数を知りたいとします。 終了日 のD列も設定する。

    ここでは、その効果を発揮する処方を紹介します。

    =COUNTIFS(B2:B10,"*",D2:D10,""&""))

    D列にはテキスト値ではなく日付があるため、2番目の条件ではワイルドカード文字を使用できないことに注意してください。 ノンブランク セル: ""&""

    COUNTIFSとCOUNTIFで日付を複数条件で指定する場合

    日付に使うCOUNTIFSとCOUNTIFの公式は、上記の数値の公式と非常によく似ています。

    例1.特定の日付範囲にある日付を数える

    特定の日付範囲に含まれる日付を数えるには、2つの条件を持つCOUNTIFS式か、2つのCOUNTIF関数を組み合わせて使用することもできます。

    例えば、以下の数式は、セルC2からC10にある日付のうち、2014年6月1日から2014年6月7日までの間にある日付の数をカウントします。

    =COUNTIFS(C2:C9, ">=6/1/2014", C2:C9, "<=6/7/2014")

    =COUNTIF(C2:C9, ">=6/1/2014") - COUNTIF(C2:C9, ">6/7/2014")

    例2.複数の条件で日付を数える

    同様に、COUNTIFS式を使って、異なる列で2つ以上の条件を満たす日付の数を数えることができます。 たとえば、次の式は、5月20日以降に購入され、6月1日以降に配達された製品の数を調べるものです。

    =COUNTIFS(C2:C9, ">5/1/2014", D2:D9, ">6/7/2014")

    例3.現在の日付を基準に、複数の条件で日付を数える

    ExcelのTODAY()関数とCOUNTIFを組み合わせると、現在の日付を基準にして日付を数えることができます。

    例えば、2つの範囲と2つの条件を持つ次のCOUNTIF式は、すでに購入されたがまだ配達されていない商品の数を知ることができます。

    =COUNTIFS(C2:C9, ""&TODAY())

    例えば、1週間以上前に購入した商品で、まだ届いていないものが何個あるかをカウントするなど、さまざまなバリエーションが考えられる計算式です。

    =COUNTIFS(C2:C9, ""&TODAY())

    以上、Excelで複数条件のセルを数える方法でした。 これらの例を参考にしていただければ幸いです。 とにかく、読んでいただきありがとうございました!来週のブログでお会いできるのを楽しみにしています。

    Michael Brown は、ソフトウェア ツールを使用して複雑なプロセスを簡素化することに情熱を注ぐ熱心なテクノロジー愛好家です。テクノロジー業界で 10 年以上の経験があり、Microsoft Excel と Outlook、さらに Google Sheets と Docs のスキルを磨いてきました。 Michael のブログは、彼の知識と専門知識を他の人と共有することに特化しており、生産性と効率を向上させるためのわかりやすいヒントとチュートリアルを提供しています。経験豊富なプロフェッショナルであろうと初心者であろうと、Michael のブログでは、これらの重要なソフトウェア ツールを最大限に活用するための貴重な洞察と実践的なアドバイスを提供しています。