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このチュートリアルでは、Excelで算術計算を行う方法と、計算式の演算順序を変更する方法について説明します。
Excelには、Excel関数と呼ばれる数百の定義済み計算式が用意されています。 さらに、Excelは電卓として、足し算、割り算、掛け算、引き算、べき乗、根っこ探しなどの計算を行うことが可能です。
エクセルで計算をする方法
Excelで計算をするのは簡単です。
- セルに等号(=)を入力すると、Excelに数字だけでなく、数式を入力していることを知らせます。
- 計算したい式を入力します。 例えば、5と7を足すには、=5+7と入力します。
- Enterキーを押して、計算を完了します。 Done!
計算式に直接数値を入力する代わりに、数値を別のセルに入れ、それらのセルを計算式で参照することができます(例:=A1+A2+A3)。
Excelで基本的な算術計算を行うには、次の表のようにします。
操作方法 | オペレーター | 例 | 商品説明 |
追加 | +(プラス記号) | =A1+A2 | セルA1とセルA2の数値を足し算する。 |
引き算 | - (マイナス)記号 | =A1-A2 | A1 の数値から A2 の数値を引きます。 |
乗算 | * (アスタリスク) | =A1*A2 | A1とA2の数字を掛け合わせる。 |
事業部 | / (フォワードスラッシュ) | =A1/A2 | A1 の数値を A2 の数値で割る。 |
パーセント | パーセント | =A1*10% | A1の数値の10%を検索する。 |
累乗化(指数化) | ^ (キャレット) | =A2^3 | A2 の数値を 3 の累乗にする。 |
平方根 | SQRT関数 | =SQRT(A1) | A1 の数値の平方根を求めます。 |
きのえね | ^(1/n) (ここで、nは求めるべき根) | =A1^(1/3) | A1 の数値の立方根を求めます。 |
上記のExcelの計算式の結果は、次のようなものになるかと思います。
それとは別に、次のように連結演算子(&)を使えば、2つ以上のセルの値を1つのセルにまとめることができます。
=A2&" "&B2&" "&C2
セルとセルの間には、単語を区切るためのスペース文字(" ")が連結されています。
また、「より大きい」(>)、「より小さい」(=)、「以下」(<=)などの論理演算子を使ってセルを比較することもできます。 比較結果は、論理値として「真」「偽」が得られます。
Excelの計算を実行する順番
1つの計算式の中で2つ以上の計算を行う場合、Microsoft Excelは、この表に示す操作順序に従って、左から右へと計算を行います。
優先順位 | 操作方法 |
1 | ネゲーション:-5や-A1のように数字記号を反転させること。 |
2 | パーセント(%) |
3 | 指数化、すなわち累乗化 (^) |
4 | 乗算(*)と除算(/)のどちらか早い方 |
5 | 足し算(+)と引き算(-)のどちらか早い方 |
6 | 連結(&) |
7 | 比較(>、=、<=、=)。 |
計算の順番は最終的な結果に影響するため、変更する方法を知っておく必要があります。
Excelで計算の順番を変更する方法
算数のように、最初に計算する部分を括弧で囲むことで、Excelの計算の順番を変更することができます。
例えば、計算 =2*4+7
は、「2に4をかけ、その積に7を足す」という計算をします。 この計算の結果は15です。 足し算の操作を括弧で囲むと =2*(4+7)
ということは、まず4と7を足して、その和に2をかけるようにExcelに指示したことになります。 そしてこの計算の結果は22です。
例えば、16の平方根を求めるには、次のような数式を使います。
=SQRT(16)
または指数が1/2である。
=16^(1/2)
しかし、なぜ1/2を括弧で囲むのか。 そうしないと、Excelはまず16を1のべき乗にして(除算の前に指数演算を行う)、その結果を2で割ってしまうからだ。1のべき乗は数字そのものなので、結局は16を2で割ることになる。の括弧の中で、まず1を2で割ってから、16を0.5の累乗にするようにExcelに指示します。
下のスクリーンショットにあるように、同じ計算でも括弧があるのとないのとでは結果が異なるのです。
これがエクセルでの計算方法です。 読んでくださってありがとうございました!来週のブログもよろしくお願いします。